現社長の曽祖父、宮島唯七翁は明治時代に生まれ
南信州伊那谷への酪農や果樹園芸の導入の先駆者として、また近郷の造り酒屋三十数社の統合に尽力し、初代社長を勤めるなど事業家として地域社会に貢献しました。
趣味の俳道にはすこぶる熱心で、俳号は双松庵寒水と称し、同好の士を糾合して句会を主催しました。

その温厚にして謹厳実直な人となりは、地域の人々に深く敬愛され慕われました。 このたび、伊那谷の素材と伝統技法にこだわった、最高品質の和菓子づくりを目指すにあたり、この敬愛する唯七翁の遺徳を偲び、その俳号から双松庵を、本名から唯七を頂き、双松庵唯七(そうしょうあんただしち)と名づけました。

今後、その名に恥じないような、心のこもった立派な仕事をしてまいる所存です。 ※写真は、和菓子の双松庵唯七(そうしょうあんただしち)の由来となりました宮島唯七翁と本棟作りの家は生家です。
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